【就活生必見】大手とベンチャーの違いってなに?|大手とベンチャーのメリットデメリット大公開【2020年最新】

大手企業に就職するべきか、ベンチャー企業に就職するべきか。近年の就活生誰しも一度が考えたことあるのではないでしょうか。
今回の記事では、大手企業、ベンチャー企業の違いやそれぞれのメリットデメリットについてご紹介していきます!

企業の種類

企業の規模感は大きく分けて5種類に分けることができます。

老舗大企業

一つ目は老舗大企業です。メーカー、商社、金融などの大手企業が当てはまります。親、親戚受けが良く世間的にも有名な企業が多いのが特徴です。
就職難易度も高く多くの学生が目指しています。
基本的に年功序列のため長く勤めることが前提となります。

老舗中小企業

二つ目は老舗中小企業です。先ほどの老舗大企業よりも規模感は劣るものの文化や社風は似ているのが特徴です。地域に根ざしている企業も多く知名度はないものの中には待遇の良い優良企業もあります。

メガベンチャー

三つ目はメガベンチャーです。リクルートやLINE、サイバーエージェントなど近年IT業界を中心に規模が急成長している企業たちです。人数や規模感も大手企業とほとんど違いはありませんが、社風や待遇に違いがあります。年功序列のような雰囲気はなく常に結果が求められるのが特徴です。また大企業ほど待遇はないものの決まり事が細かかったり、作業が細分化されているなどの特徴が挙げられます。

ベンチャー

4つ目はベンチャーです。ベンチャー企業の特徴はメガベンチャーと同じIT業界でメガベンチャーほどの規模感ではないものの現在成長中の企業のことを指します。社長自身が株式を保持していることが多く、メガベンチャーや大手企業に比べてスピード感があることが特徴として挙げられます。また、社風もラフ雰囲気が多く、私服や髪型自由のところも少なくありません。

スタートアップ

最後はスタートアップです。スタートアップは創業まもない会社のことを指します。
スタートアップの多くは社員数名ほどしかおらず、事業内容も安定していないことがほとんどです。しかしその反面スタートアップならではのやりがいや自由さもあります。

大手企業のメリット/デメリット

大手企業のメリットには以下のものがあります。

社会的信用

大手企業は上場している企業も多く、ベンチャー企業に比べて社会的信用があることがメリットとして挙げられます。この社会的信用は家を購入する時やローンを組む時に影響するとも言われています。

福利厚生

大手企業の多くは福利厚生がとても充実しています。家賃補助に休暇、社割など仕事以外の私生活でも福利厚生によって補われることが多いです。

プライベートが確保されている

上場企業の多くは、社員の管理が厳しく残業や有給消化などが徹底されています。そのためプライベートの時間をしっかりと確保されています。

仕事の規模感が大きい

会社によって大きい仕事に携われることがあります。国や公共に携わる仕事や、誰もが知っている有名なものに携われる経験は大手ならではです。

一方で以下のデメリットも挙げられます。

業務の幅が狭い

大企業は従業員の人数も数百〜数千人規模のため一人あたりの業務の幅が制限されてしまいます。かなり業務が制限されてしまうため物足りなさを感じる人もいます。

実力主義ではなく年功序列

大企業の多くは実力主義ではなく年功序列です。
その影響もあり個人で成果を出しても給与や昇進にあまり響かないことがあります。
そのため出世をするのが40〜50代と時間がかかってしまいます。

ベンチャー企業のメリット/デメリット

ベンチャー企業のメリットには以下のようなものがあります。

スピード感

ベンチャー企業の一番の特徴はスピード感です。
決め事や実行までのスピードは大企業よりも遥かに早いです。社長との距離も近いため気になる事をすぐに相談し、許可が降りればすぐに方針を変える事ができます。

実力主義

ベンチャー企業では大手企業とは違い実力主義のため年齢に関係なく成果を出した者が評価をされる特徴があります。
入社3年目で部署のマネージャーを勤めることもベンチャー企業では可能なことです。

裁量権がある

ベンチャー企業では人数も大企業に比べ人数が少ないため一人当たりの業務の幅が広がり裁量を持って仕事をすることができます。一つのプロジェクトを任されることや決裁権を持たされることがあるので自分から仕事を進んで行いたい人はおすすめです。

チームワークを感じられる

人数も少ないため会社で一丸となって事業を拡大させます。そのためチームワークを重視する会社も多いです。
全員で協力して取り組む事が好きな方には良いでしょう。

一方でデメリットには以下のようなものがあります。

社会的信用

ベンチャー企業では社会的信用が小さい事がデメリットとして挙げられます。
社会的信用が小さいとローンを組みづらいことがあるので家を購入する際などは注意が必要です。

会社・事業が不安定

大手企業に比べると資本力がだいぶ劣ってしまうため、事業や会社自体の安定性はありません。倒産や事業転換の可能性が十分にあり得ることを覚えておきましょう。

大企業/ベンチャーどちらを選べばよいのか

「大企業/ベンチャーどちらを選ぶべきか」と悩みを抱える就活生もいますが、
結論は「正解はない」ということです。

どちらにもメリットデメリットがあり、なにより向き不向きがあります。
本来はベンチャー企業の方が向いているのにも関わらず、周りの目を気にして大企業を選んでしまうと入社後物足りなさを感じてしまう危険性があります。。同じように、本来は大企業の方が向いているのにも関わらずベンチャー企業に入社すると制度や福利厚生の少なさやスピード感についていけなくなり辞めてしまう危険性があります。

大企業/ベンチャーそれぞれに向いている人をご紹介致します。

大企業に向いている人

  • ゆっくりと成長したい
  • 仕事よりも家庭を大切にしたい
  • 決められた範囲の中で動き回りたい
  • 仕事を転々とするつもりはない
  • 大きな仕事に携わりたい

ベンチャー企業に向いている人

  • 年齢よりも実力で評価されたい
  • 自分で考え自由に動き回りたい
  • 会社で成長するよりも会社を成長させたい
  • チームワークを大切にしたい
  • スーツを着るよりもラフな格好で働きたい

まとめ

いかがでしたか。

大手企業、ベンチャー企業どちらにもメリットデメリットがあることがわかったと思います。度々就活をしていると「今の時代大企業はよくない」などという声を聞くことがあるかもしれませんが安易に鵜呑みにせず自分にあった企業を選ぶことをおすすめします。

迷ったらどっちも受ける

時々選考が本格化しても中々迷ってしまっている人がいますが、
迷ったらどちらも選考を受けてみることをおすすめします。

まずは両方を受け、内定を獲得したあとでも考える時間はいくらでもあります。
一番良くない例は内定を承諾し卒業までの時間に考え方が変わりさらに就活困難になってしまうことです。

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