就活の交通費を浮かす方法!?面接で交通費はもらう際の注意点 【2020年最新】

就活で毎年多くの学生が悩みを抱える問題の1つに交通費があります。
特に地方学生が飛行機や新幹線、夜行バスなどを使い都心部まで面接を受けに行くため、予想よりも出費が多くなってしまいます。
さらに面接だけでなく、説明会やインターンシップなどオフラインで開催される場合はその都度実際に訪問し、参加しなければなりません。
今回は地方の学生の多くが就活の時に気になる
交通費についてどのようにもらうのか、申請する際の注意点などをご紹介します。
就活でかかる交通費について
就活生の平均交通費
就活にかかる費用は平均して
約15万円ほどと言われておりそのうち
3分の2以上が交通費・宿泊費となっています。
特に地方学生の方が関東の学生に比べて6万円近くかかることもわかります。
(出典:サポーターズ 2019年3月1日)
ほとんどの場合が自己負担

就活でかかる交通費ですが、原則として自己負担が基本となります。
ほとんどの企業は面接の際の交通費を支給しません。
企業には面接で学生に交通費を支払う規定はありません。
「交通費が足りず面接に行けなかった」とならないよう就活を始めるまえに、
自分はどれくらい交通費がかかりそうか考えておくと良いでしょう!
最終面接のみ支給されるケースも

企業の中には最終面接のみ交通費が支給されるケースがあります。
企業側も最終面接に残る学生には是非入社して欲しいと思う場合が多いからです。
しかし、残念ながら少数の企業のみとなってしまいます。
支給される場合は必ず連絡がある

ありがたいことに交通費が支給される場合、事前に交通費に支給についての連絡があります。連絡を見落とし、後から気づいて申請しても手遅れの場合があるので連絡はしっかり確認しましょう。
交通費の支給額について
交通費が支払われる場合の支給額は大きく三種類に分けられることがあります。
全額支給
一つ目は交通費を全額支給をするケースです。
飛行機や新幹線などの高額な交通費がかかる地方の学生や最終面接などで多く見られます。さらに全額支給をする企業はインターンシップなどでかかる宿泊費も全額負担するケースが多いです。
全額負担ではありますが、最寄駅から会場までの最安値ルートでの計算になるので注意しましょう。
上限付き支給
二つ目は上限金額内でかかった交通費を支給してくれるケースです。
例えば、上限金額が「1000円」で実際にかかった交通費が「1200円」の場合でも支給される金額は「1000円」になります。この場合の「200円」は自己負担になります。
一律支給
三つ目は一律料金で支給するケースです。
企業側の精算負担も軽くなるため一律で交通費を支給するケースはとても多く、相場として
片道「500円〜2000円」の間が一般的となっています。
交通費が支給されたら合格しやすい!?
最終面接で支給される場合は合格しやすい!?
最終面接で交通費が支給される場合は「合格しやすい」とよく言われています。
これは説明会から面接など何度も足を運んでいる熱意の高さや、最終面接を最終確認と捉えている企業が多いことが要因としてあげられるでしょう。
もちろん不合格の可能性も

最終面接で交通費が支給されるからといって不合格になる場合もあります。
最終確認を意味を込めた顔合わせのような最終面接もありますが、通常の面接通り厳しく見られる場合もあります。
「最終面接で交通費がでるから合格しやすい」を鵜呑みにせず挑むようにしましょう。油断は禁物です。
交通費を受け取る際の注意
事前の連絡は必ず確認

交通費が支給される場合必ず事前にメールなどで連絡があります。これを見落としてしまし、後から申請をするのはよくありません。
事前のアナウンスは確認漏れが内容に必ず確認しましょう。
公共交通機関を使う

支給される交通費の交通機関は電車、新幹線、飛行機などの交通機関を使用しましょう。タクシー代や自動車でのガソリン代、駐車代は申請することができません。
交通費の原則的な考え方として、自宅の最寄駅から会場までの公共交通機関を使用した最安値と覚えておきましょう。
証明書は必ず控えておこう
交通費を申請する際は必ず領収書などの証明書を控えておきましょう。
特に新幹線や飛行機などの高額な交通費は領収書を必要とする企業が多いです。
電車などのそこまで金額がかからない交通費でも万が一に備えて準備しておくと良いでしょう。
虚偽の報告は絶対NG

嘘の交通費を申告する行為は絶対にNGです。自己申告制のため都合の良いように変えられますが、正直に申告しましょう。
嘘がバレると当然不採用や、内定後に発覚し最悪の場合
内定を取り消されてしまう可能性もあります。
交通費を抑えるには?
スケジュールをうまく組もう

交通費をできるだけ抑える手段として、一度にまとめて説明会や面接を組むことです。
1回の交通費と宿泊費でできる限り予定をつめて説明会や面接に参加する事で出費を抑えることができます。特に地方の学生など何度も東京まで足を運ぶ学生には、時間や金銭面の負担を減らすためにはおすすめな方法です。
就活サービスを利用してみる

就活サービスの中には、交通費をサービス側で負担してくれるサービスもあります。
そうしたサービスを利用しながら就活を進めるのも交通費を浮かす手段の一つになります!
まとめ
いかがでしたか。
交通費は就活生が誰しも一度は悩む問題です。アルバイトなどとの両立を考えながら、就活が本格化する前に就活にかかりそうな費用を計算しておくと良いでしょう。